基礎教科書 2無料会員OK

パン材料の役割

粉・水・塩・イースト・砂糖・油脂・卵・乳製品が、生地と焼き上がりへどう働くかを学びます

読む時間の目安:約10分

授業 1

小麦粉と水

小麦粉はパンの骨格を作る中心材料です。小麦粉のたんぱく質へ水が加わり、混ぜたりこねたりすることで、生地を支えるグルテンのつながりが作られます

水は粉をつなげるだけでなく、イーストや酵素が働く環境を作ります。水が多いほど必ず良いわけではなく、粉の吸水や作りたいパンに合わせて調整します

授業 2

イーストと塩

イーストは糖を利用して二酸化炭素と香りのもとになる成分を作ります。そのガスを生地が抱えることでパンが膨らみます

塩は味を整えるだけでなく、生地を締め、発酵の進み方を整えます。入れ忘れると味がぼやけ、生地がだれやすくなります

授業 3

砂糖と油脂

砂糖は甘みを加え、焼き色やしっとり感にも関わります。一方で量が多い生地では、イーストが働きにくくなることがあります

バターや油は口当たりをやわらかくし、香りとコクを加えます。油脂を多く使う生地では、先に生地をある程度つなげてから加えると混ざりやすくなります

授業 4

卵と乳製品

卵は風味、色、コクを加えます。卵白と卵黄では水分や脂質の割合が違うため、全卵を水とまったく同じものとして置き換えることはできません

牛乳や生クリームは乳由来の甘みとコクを加え、焼き色にも影響します。糖や乳成分を含む生地は表面が早く色づくため、焼成中の観察が必要です

覚えておきたいこと

  • 材料は味だけでなく生地の状態にも影響する
  • 材料を変えるときは水分・油脂・糖分の変化も考える
  • まずはレシピどおりに作り、変化を一つずつ試す
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